自分らしくないことをやってみる
いかにも私らしく、あるがままにやってみる。
それはとても心地が良く、障害もないから、スムーズに感じる。
だが、一方で、「自分らしい」というのは、良くも悪くも、自分が何十年と培った、固有の「枠」でもある。
枠であるがゆえに、自分らしくいたまま、これを広げるというのは、困難を極める。
もちろん、別にこれで問題ない、という場合は、構わない。
じゃあ、枠を広げたいんだけど、もっと変わりたいんだけど、という場合はどうしたらいいんだろうか?
それは、
あえて「自分らしくないこと」をやってみる、ということだ。
「僕はそういうキャラじゃないんだけど」ということをやってみるのだ。
らしくない言動、らしくない行動、らしくない基準、らしくない頻度、らしくない早さ、らしくない声かけ、らしくない優しさ、らしくない気遣い・・・
きっと色々とあるよね?
その「らしくない」が、実は、自分固有の枠を瞬時に取り払うコツなんだ。
あまり、「自分はこうなんだ」に固執せず、日常の些細なところから、バージョンアップしてみないか?
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